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替逃去候、河州弓削村七右衛門事利三郎与ハ 不存とも、同人別善と名乗、勢州垣鼻村海 会寺所化剛嶽同道、尾州出生旅僧之由申偽 罷越節、其以前平八郎其外徒党の者共 人相書を以御尋之触渡も有之上者、別而身元 をも可相糺処、右両人任申、数日止宿為致、其上 利三郎病死いたすニ付、取置方之儀、剛嶽 相頼迚弟子之趣に申成、菩提寺へ葬遣ス 始末、不埒ニ付、押込申付候、 右 祐助
市五郎 次兵衛 長兵衛 其方儀、大塩平八郎不容易企一味之もの共、 人相書を以相尋触渡もある上ハ、別而人別 改方可入念処、平八郎徒党ニ加り、追而姿を替、 別善と名乗候河州弓削村七右衛門事利三郎 外壱人を、町内冷月方ニ数日差置をも不存、 罷在候段、畢竟心附方等閑故之儀、右始末 一同不埒ニ付、源七者急度叱、市五郎外四人者
『浪華姦賊罪案』目次/その13/その15