『浪華姦賊罪案』　その１７

史　料	釈　文	註
	右 　　　　　　　　　　　　　　　　　山口孫三郎*1 　　　　　　　　　　　　　　　　　友松勘之丞 　　　　　　　　　　　　　　　　　斎藤力蔵 　其方共義、大坂町奉行組同心平山助次郎吟味 中、孫三郎者預り申渡受候身分、勘之丞、力蔵ハ 助次郎番いたし罷在候上者、別而可入念之処、 力蔵者母りの病気ニある迚、暫なからも勘之丞江 頼ニ合宅江立戻、同人ハ力蔵不居ニも無貪著 便用ニ相越、両人とも其場を明候故、助次郎義	*1 酒井大和守 家来
	番人詰所棚ニ差置刀箱脇指取出、自殺 いたす仕義ニ至候段、心附方不行届一同不埒ニ付、 三人共押込申付候、 　　　　　　　　　　　　　　　右 　　　　　　　　　　　　　　　　多助*1 　　　　　　　　　　　　　　　　弥助 　　　　　　　　　　　　　　　尭閣代兼 　　　　　　　　　　　　　　　　慧寛 　　　　　　　　　　　　　　　鈴木瀧太郎 　　　　　　　　　　　　　　　庄司八十八 　　　　　　　　　　　　　　　　門蔵	*1 酒井大和守 家来

『浪華姦賊罪案』目次/その１６/その１８

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