『浪華姦賊罪案』　その７６

史　料	釈　文	註
	公方様可被遊　御隠居候間 内府様将軍 宣下等如先々 勅許之儀、京都江被　仰進候処、今暫 御在職被為　在候様被遊致、猶亦 御治世被為及五十余年、誠ニ莫太之 御労功ニ付、准三宮、 宣下之儀、被　仰進候得共　御隠居之儀者 御決定被遊候事、且准三宮 宣下之儀、被遊　御辞退候処、猶又再応被 仰遊并輦車
	宣下之儀をも被　仰付候　御内意之趣、 ニ候処、准三宮者 東照宮ニも被遊　御辞退　御家に 御例も無之御事ニ付、堅被遊 御辞退輦車 宣下之儀　御内意被　仰進候とも是又 被遊　御辞退候、其段被　仰進候処、 公方様可被賞　御高徳 内府様将軍 宣下之御同日、不被為■右大臣並左大臣 御転任、

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